連載0「特別養護老人ホームこはく苑はこうして生まれ変わった」和泉逸平

介護ロボット・ICT機器の導入!介護現場は変わるのか

~働き方改善のきっかけにするまで~

 

はじめに

特別養護老人ホームこはく苑(栃木県足利市)では、2020年1月より、介護スタッフの不足を解消するため、介護ロボット・ICT機器の導入、外国人技能実習生、業務改善等あらゆる方面から立て直しに乗り出しました。

 

何をやったらうまくいくのか、手探りの中からのスタートではあったものの、課題を抽出し、業務時間分析をし、適切なサポートを行っていく中で、人員も充足、法人内の雰囲気も良くなり、次々に新しい課題に取り組むことができるようになりました。 2022年3月までの取り組みで、生産性要件算定シートで計算した生産性の伸び率は10%となり、基準の6%を達成することができました。

 

 

どこから手をつけたらいいか分からない中でスタートしましたが、取り組むべき順番はあったと感じます。アンケートを取り、データを分析し、ストレスのかかっているところから優先順位をつけられたのは正解だっと思います。

 

今回の取り組みを同じような定員80名以下の小規模事業所(事業規模3億円程度)に知ってもらい参考にして頂ければと思います。

 

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連載「特別養護老人ホームこはく苑はこうして生まれ変わった」和泉逸平

2022.04.02